皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、私は会長として協会目標の一つに「シニアの環境整備と登録者の増加」をあげていますので、
今回はシニアサッカーの現状について考えてみたいと思います。
6月9日、北海道シニアサッカー連盟副会長の工藤彰一さんが、Move on HOKKAIDOという
ラジオ番組のGROOVE SAPPORO SMILE「笑顔になれる街」というコーナーに出演されました。
シニア登録者とチーム数は増加傾向にあることや北海道シニアサッカー連盟の仕組み、
今後の目的やサッカー環境の発展について述べられました。
40歳以上の方々のガチンコ勝負の大会だけではなく、未経験者や女性さらに子どもを交えたサッカーなど、
さまざまな楽しみ方の提供を目指していることなど夢を話されました。
その中でねんりんピックかながわ2022に参加した北海道代表の87歳(最高齢)の伊賀 猛さんが
高齢者賞を受賞されたことを知り、驚きました。お元気ですね。
続いて6月26日、北海道新聞の社会面に北海道シニアサッカー連盟会長の松本敏嗣さんが取り上げられました。
松本さん自身が病気と闘いながら、生きる励みにサッカーに続けるというものです。
長く北海道協会の役員として活躍いただきましたが、
現在でもシニア連盟の会長職につくなど血気盛んな様子がうかがえます。
今でもプレーヤーや審判員としてピッチを走り回っていますので、
生きるためにサッカーを続けるという強い意志に驚かされているのは私だけではないでしょう。
お二人に代表されますが、シニアの方々のサッカーにかける熱意がいっそう高まる気配に感心させられます。
この新聞記事の中で松本さんは、高齢者の怪我予防のために天然芝が必要と語っています。
今後、高齢者の登録比率は高くなることは間違いありません。
人工芝の安全性も進歩していますが、天然芝には及ばないのが現状です。
北海道協会も札幌市スポーツ局にサッカー場の整備を陳情していますが、
登録者の大半がシニアになることを考えると、安全面を確保するためにも
天然芝サッカー場造成を忘れてはいけない、と改めて考えさせられました。
写真は7月8・9日に中標津町で行われた北海道シニア8サッカーツアーオープンの様子です。
きれいな芝ですね。