皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
まだしばらく使えそうなご挨拶で恐縮ですが「今年の夏は暑いですね」
今回のインターハイは36年ぶりとなる北海道開催となりました。
私は協会会長として7月25日の女子の開会式(帯広市)から8月4日の男子閉会式(旭川市)までの11日間に6日、両市を訪れました。
その間に北海道サッカー協会主催のフジパングループPresentsロバパンCUP第55回全道U-12サッカー大会(札幌市)に出席し、
そして最後はJFA U-12ガールズゲーム2023北海道第11回熊谷・髙瀬杯サッカー大会(栗山町)に2日間会場で試合を観戦するなど
忙しい毎日を過ごしていました。そんな言い訳もあり、会長のサッカー日誌に手をつけられず失礼したことお許しください。
やっと、ひと段落でき会長日誌をお届けできるようになりましたので、これから頑張ります。
さて、7月22日、北海きたえーるで開催された北海道インターハイ参加全種目の高校総体総合開会式に参加し、
その内容に圧倒させられました。
秋篠宮皇嗣殿下と同妃殿下のご臨席もあったことから、これまでに経験したことのない厳重な警備態勢に驚かされました。
そしてさらに驚かされたのは参加する選手にスポットを当てるだけではなく、
開会式そのものが全道の高校生たちの企画によって進行したことです。
おそらく2年間は準備を要したことでしょう。
広い北海きたえーるの館内では、司会進行、歓迎DVD映像、ブラスバンドや集団演技・ダンス、
さらに館内管理などに関わった高校生の数は1000名近くだったと思います。
インターハイ開催を楽しみにして、生き生きと活気のあるセレモニーによって興奮しました。
また、女子の帯広市と男子の旭川市でも地元高校生たちの活躍がありました。
人生初と言ってもいい酷暑のなかでしたが、式典進行や競技運営でホスピタリティを感じ、
JFAの「グラスルーツ宣言」の理念とビジョンを改めて思い出しました。
競技力向上だけではなく専門人材やボランティアの確保と養成、サッカーファミリーとの繋がりなど、
私たちを取りまく人たちとの協力体制によって大会が実施できていることを理解できたことは、
サッカー界にとって重要で意味深いものになるでしょう。
大会運営に関わった道内の高校生のみなさん、そして大会を支えた指導者のみなさんに格段の敬意を表したいと思います。
本当にお疲れさまでした。