皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
第2回目の「会長のサッカー日誌」で信号機設置のご報告をいたしました。
その時は雪の中、近隣の幼稚園児の初横断となりました。春を待つこと3カ月がたった4月8日。
北海道サッカー協会の年度初めの事業となった北海道U13(中学生)女子8人制サッカーフェスティバルで
信号機開通のセレモニーを盛大に執り行うことができました。
この日はどんどん気温が上がり、信号機設置を喜ぶ皆さんの気持ちを表す好天となりました。
セレモニー前にはすでに多くの選手たちが横断していましたが、
私はこれまで見たことのない安心感に包まれた空間に驚かされました。
これまでの横断の様子と言えば、何台も続くトラックが走行するなか、
その車両間のわずかな時間に選手たちが走って横断するものでした。
もう子どもたちの顔に横断することの緊張感と警戒心はありません。
そして、子どもの飛び出す可能性が低くなったことで、ドライバーさんも安全に通行できるようになりました。
わずか20秒ほどの横断時間によって利用者の皆さんに安全が保障されたのです。
しかし、これで事故が無くなる訳ではありません。
おしゃべりに夢中になることや点滅信号に走り込んでくることは事故につながります。
今後何十年も交通事故が起こらないことを祈るとともに、選手の皆さんに注意喚起を続けたいと思います。
試合中のケガだけではなく普段の生活に潜む事故に巻き込まれないように願っています。